こんにちは。コウジ(@koji596)です。
この記事ではキャリアチェンジをする前に知っておいて欲しいことをまとめました。
キャリアチェンジは人生の大きな決断なので、情報収集が大切です。
この記事を読めば、キャリアチェンジでの注意点や考え方を理解出来ます。
Contents
キャリアチェンジの種類
キャリアチェンジと言っても、実は以下の2つに分けることが出来ます。
- 軸ずらし転職
- 未経験転職
それぞれ見ていきましょう。
軸ずらし転職
軸ずらし転職とは、「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」という書籍でmotoさんが提唱した方法です。
これは現職の「業界・業種」のどちらかを残し、どちらかを変更する方法です。
具体的には次のようなイメージです。
<軸ずらし転職の例>
- 家電メーカーの経理⇒IT業界の経理
- 食品メーカーの営業⇒商社の営業
- 自動車業界の技術者⇒自動車業界のコンサルタント
これまでの自分の経験を活かしつつ、新しい仕事にチャレンジすることが出来ます。
未経験転職
軸ずらし転職とは対照的に、完全未経験の業界・職種に挑戦することが未経験転職です。
当然ですが、これまでの経験はほとんど活かせず、年収もダウンします。
また、日本は新卒一括採用であるため、転職で完全未経験の仕事に就くのは難易度が高いです。
オススメのキャリアチェンジ方法
オススメのキャリアチェンジ方法は軸ずらし転職です。
以下の3つのメリットがあります。
- 年収がUPする
- 転職の成功率が上がる
- 市場価値が上がる
1つずつ見ていきましょう。
年収がUPする
軸ずらし転職の場合はこれまでの経験を活かせるため、年収UPを目指せます。
そもそも年収とは「業界・職種」に大きく依存しています。
そのため、軸を残しつつ年収の高い業界や業種に転職すれば、割と簡単に年収を上げることが出来ます。
転職の成功率があがる
自分の強みを活かせるので、希望の労働条件を満たす会社に転職出来る確率が高まります。
逆に自分の強みが活かせない転職だと、条件交渉などを強気に行えずに、コスパ良く採用されてしまいます。
市場価値が上がる
これまでの経験を活かしながら新しい仕事を行うため、既存スキルを成長させつつ新しいスキルを手に入れることが出来ます。
今の時代は変化が激しすぎて、10年後の世界は全く分からないですよね。
そんな現代においては、特定の業界・職種でのスペシャリストになるよりも、新しいスキルに適用していく柔軟な人材の方が市場価値は高くなります。
軸ずらし転職は現代の生き方にピッタリと言えますね。
未経験・未業種へのキャリアチェンジする際の注意点
軸ずらし転職がオススメと説明しましたが、実は20代は未経験転職をする最後のチャンスでもあります。
20代は年齢が若く吸収も速いので、ポテンシャルの高さから未経験転職も可能です。
ですが、30代以上では即戦力となるスキルや経歴が求められ、未経験転職は一気にハードルが上がります。
そのため、年収や労働条件が下がることに問題が無ければ、20代のうちに未経験転職することも1つの戦略です。
その際の注意点は以下の3つです。
- 労働条件は下がる
- キャリアを変更できない可能性がある
- 未経験転職しなくてはいけないのか考える
1つずつ見ていきましょう。
労働条件は下がる
繰り返しですが、完全未経験の仕事は確実に労働条件が下がります。
特に20代のうちは「第二新卒」として扱われて、新卒と同じ条件で働くことになる可能性もあります。

キャリアを変更できない可能性がある
完全未経験の職に転職したつもりが、実はこれまでの職種と似た部署に配属されるなど、蓋を開けたら軸ずらし転職になっている危険性もあります。
労働条件を悪くさせるだけに終わってしまうので注意して下さい。
転職時に必ず具体的な配属先や仕事内容の認識を合わせてから転職しましょう。
未経験転職しなくてはいけないのか考える
最後に、本当に未経験転職をしなくてはいけないのか考えてみましょう。
- 人間関係が嫌なら会社を変える
- 給料に不満があるなら軸ずらし転職をする
- スキルが不安なら自分で副業する
未経験転職をしなくても、仕事の大抵の悩みは解決できます。
それでも未経験転職する場合は、その理由と目標を明確にしてから行動しましょう。
まとめ
本日は20代のチェンジについて説明しました。
基本的には軸ずらし転職がオススメですが、20代は未経験転職出来る最後のチャンスでもあります。
その場合はデメリットを理解した上で、目標や理由を明確にして行動することが大切です。
転職成功に向けて頑張ってください!