こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
TOEIC800点以上を狙う人は、森田先生執筆の「単語特急」を行って下さい。
単語特急はハイスコア獲得のスキルを、効率良く最短でステップアップさせてくれます。
ただし、この良書の価値が世間に認知されていません。他のブログサイトでも、間違ったレビューが蔓延しています。
今回は「単語特急」を勉強することのメリットや、勉強方法を解説します。

なお、単語特急は1~3まで出版されていますが、以下の1、2のみ行えば900点レベルの実力は身につきます。
Contents
ハイスコアを狙う戦略
最初に、TOEICでハイスコア(800点以上)を狙う戦略を説明します。
先に結論を伝えると、僕は文法対策をオススメしています。
700点台まではリスニングを頑張れば到達しますが、800点以上は文法を突き詰めないと難しいです。
一般的に、リスニング10問ミス・リーディング20問ミスで800点を超えると言われています。
リスニング10問ミスはそこまで難しくはありませんが、リーディングは時間が足りないため、20問ミスは意外と大変です。

ただし、既に700点以上のスコアを持つ人が、読解力をさらに上げることは時間がかかるため、おススメ出来ません。
そこで、文法対策を行い、短期間で正答数と回答時間を向上させるべきなんです。
単語特急が効果的である理由
続いて単語特急の説明です。単語特急は「語彙力」の強化に最も効果的な書籍です。
そもそも、文法問題は以下の2つの知識が必要です。
- 文法力
- 語彙力
パート5の30問のうち、語彙問題は10問程度を占めており、高得点には語彙対策が欠かせません。
逆に対策さえすれば、5秒で回答出来ますし、ミスもほとんど発生しません。つまり語彙問題は非常に対策コスパの良い分野です。
単語特急は下記の特徴を持っており、語彙力増強に非常に効果的です。
- 頻出する動詞の方が網羅
(expect 人 to do など) - 相性の良い単語(コロケーション)が網羅
(identify と the cause など) - 派生語の詳細な解説
また、TOEICに出題される語彙は繰り返し使われることが分かっているので、Part6,7の対策にもつながりますし、当然語彙力に伴って単語力も身につきます。

単語特急がオススメされない理由
ここまで優れた参考書なのに、なぜネットでの評判はあまり良くないのでしょうか?
それは同じ特急シリーズの「金フレ」や「文法特急」と比較されているからと予想します。
単語特急は、画像のようにPart5の形式で学習を行います。

(kindle試し読みページより抜粋)
そのため、単語帳としては使いにくく、単語帳を求める人は「金フレ」を購入します。
一方で、部Part5対策を行いた人は、文法知識が網羅的に身に着く「文法特急」を購入します。
つまり、単語帳としても文法対策としても使い勝手が悪いため、参考書として敬遠されるのです。

しかし、先ほどから伝えているように単語特急は「語彙力」のための教材であり、そもそも単語帳や文法書と比べることが間違っています。
まとめると、それぞれの参考書の目的は以下の通りです。
語彙力増加:単語特急
単語力増加:金フレ
文法力増加:文法特急
単語特急が向かない人
ここまで文法特急をベタ褒めしましたが、目標スコアが800点未満の方は、単語特急は不要です。
というのも、金フレや文法特急での学習で、700点台に必要な語彙力は養われるからです。
800点以上を求めたい場合は単語特急で語彙力と処理スピードをUPすることをオススメしますが、そうでない場合はやらなくてもOKです。
特に、単語帳として使用することは絶対に避けましょう。難易度高すぎて嫌になります。

単語特急の勉強法
最後に勉強法を解説します。
といっても至極単純で、問題を30秒以内で解き、解説を読み込むだけです。間違ったところは印をつけておきます。
最初は正解以外の選択肢や派生語を全て覚えようとしなくてOKです。
1~2週間で完了するので、次は間違ったところを再度解いていきます。
これを5~6週繰返し続ければ、語彙力に関してはバッチリです。
単語特急は情報量が多いため、繰り返せば繰り返すほど力になっていきます。

まとめ:ハイスコアを狙うには単語特急で勉強しましょう
TOEIC800点を超えるための勉強法は色々と紹介されていますが、個人的には単語特急を行うことが最も効率的だと思います。
実際に、僕も800点を超えたのは単語特急をマスターした後です。
語彙力増強はTOEICのスコアアップに非常に役立つので、是非前向きに勉強しましょう!