こんにちは、ゆうや(@yuya596)です。
TOEIC600点は本気出せば1か月で取得できます。
- 就活でTOEICが必要
- 社内昇給の基準がTOEIC600点
この記事を読んでいる方は上のような人達で、最速でTOEICの点数を取得したいと焦っているはずです。
ということで、4ヶ月でTOEIC500→885までスコア爆上げした僕が、最短1か月でTOEIC600を取得する勉強法を紹介します。
Contents
1か月でTOEIC600点は取得可能
最初に言った通り、TOEIC600点は1か月で取得可能です。
ただし、最低限の文法知識が身についていることが前提です。


- センター試験で英語を7割(140点)以上獲得したことがある
- TOEICの点数が400点後半以上
- 中高の英語の授業をそれなりに理解し、テストもそこそこの点数を取っていた
- 5文型、関係代名詞、現在完了形などの英文法を何となく理解している
残念ですが、これらのどれにも当てはまっていない人は1か月でTOEIC600点を取得することは難しいです。
以下の記事を参考に、まずは文法の基礎を固めて下さい。
また、最低限の文法知識がある人でも、平日は2~3時間、休日は6~8時間くらいは勉強数する必要があります。


TOEIC600点を獲得する方法
がむしゃらに勉強してもTOEIC600点を一ヶ月で取得することは出来ません。
まずはTOEIC600点に必要なスキルと戦略を確認しましょう。
- TOEICの単語
- TOEICのテクニック
- TOEICの文法
- リスニング
- 実践練習
リスニングで得点を稼ぐ
TOEIC600点取得のための戦略
TOEICを1か月で600点取得するための戦略は、次の通りです。
「リーディングを捨て、リスニングで得点を稼ぐ」
具体的にはリスニング350点、リーディング250点を目指します。
多くの人はリスニングに苦手意識を持ちやすく、リーディングを伸ばそうとします。
ですが、リスニングの方が圧倒的にスコアが伸びやすいです。

そもそもの話ですが、TOEICはリーディング・リスニングが100問ずつ、合計200問990点満点のテストです。
ただし1問正解すると何点とスコアが決まっているのではなく、問題の難易度や正答率に合わせた複雑な計算方法でスコアを算出します。
そして、リスニングとリーディングで同じ正答数の場合、下の表のように、大体の場合においてリスニングの方が高得点となるのです。

ちなみに上記表は運営団体が公式発表したものでは無く、どこぞのTOEICマニアが作成したものです。

とはいえ同じ正解数であればリスニングの方が高得点となるのはほぼ確実です。
つまり、リスニングの方が得点が上がりやすいんです。
加えて、リスニングはシャドーイングとディクテーションといった勉強を行えばバカみたいにスコアが爆上げされるので、1か月で350点は非常に再現性が高いのです。

TOEIC600点に必要な参考書
それではTOEIC600点を取得するために必要な参考書をご紹介します。
先ほど言った通り、TOEIC600点を取るには次のスキルが必要です。
- 単語力
- 文法力
- テクニック
- リスニング力
- 実践問題
これらを学ぶための参考書を順番に見ていきますね。
単語:TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
単語はTOEICの代名詞と言える金のフレーズ、通称「金フレ」です。
単語帳は絶対に金フレ一択です。
非常に洗練された参考書なので、他の単語帳を使う必要はありません。
詳細や使い方は以下の記事を読んで下さい。
勿体ないからと言って大学受験で使用した単語帳は絶対に使ってはいけません。
TOEICに出てくる単語は限られている&癖が強いので、TOEICに特化した単語帳を使う必要があります。
似た参考書として、同じ著者の「銀のフレーズ」「金のセンテンス」もありますが、迷わず金のフレーズを使って下さい。

ちなみに著者のTEX加藤さんはTOEICの凄い著者8傑と言われる有名人なので、信頼性も抜群です。
テクニック:新TOEIC TEST 正解特急
TOEICには問題の解き方や正答率を高めるテクニックが多数存在します。
知るだけでスコアが上がるため絶対に勉強しましょう。
ですが、テクニックの勉強ばかりするのも良くないです。
- テクニックに頼りすぎるとスコアが不安定
- 時間対効果が悪い
以上の理由から、最低限のテクニックを最短時間で勉強して下さい。
そんな事情から、この正解特急をオススメします。
Part1~Part7までの全てにおいて必要最低限の解き方やテクニックを紹介しており、非常に濃密な良書となっています。
そんな濃密な参考書なのに、非常に薄くリーズナブルなんです。
まさに必要最低限の重要エッセンスが濃縮された最高の1冊です。

初学者がTOEICの問題の傾向やテクニックを学ぶ上でこれより最適な本はありません。
超重要な内容をギュッと濃縮してあるので、一日でレベルアップ出来ます。
まずは一気にTOEICの傾向を頭に叩き込み、必要に応じて都度復習して下さい。
これも凄い著者8傑の森田鉄也先生が執筆しており、YouTubeで”もりてつチャンネル“というチャンネルも立ち上げています。
なお注意点として、Part5のテクニックは飛ばしましょう。
理由は次に紹介する著書と内容が被っているためです。
文法:1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
続いてもTOEICの王道書である文法特急ですね。
この1冊を完璧に仕上げるだけで、文法問題は7~8割は得点できます。
詳細は以下の記事を読んで下さい。
リーディング対策はこれ1冊だけでOKです。
というのも、リーディングはPart5,6の文法問題が100問中46問とほぼ半分を占めています。
つまり、文法を対策することでリーディングの半分を対策したことになるんです。
なので、読解対策はせず、文法だけ勉強しましょう。


- 非常に簡単な問題が混ざっている
- 単語を勉強すれば読めるようになる
- リスニング対策をすると読めるようになる
- 全問正解する必要は無い
- 模試を解く際に長文を読む
ということで、僕を信じてリーディングパートは文法だけ勉強してください。
ちなみにこの本の著者、花田先生も凄い著者8傑に数えられています。
リスニング:新TOEIC TEST 正解特急
リスニングは先ほど紹介した”正解特急”を使います。
というより、リスニングの音源があれば何でも良いです。
新しい問題で勉強したい人は、無料でアプリをダウンロードして下さい。
オススメは完全無料で使用できる「トレーニング TOEIC®test -リスニング・文法・単語」というアプリです。

ダウンロードは↓

リスニングの勉強法は以下の記事を読んで下さい。
ちなみに1か月以上時間をかけられる人は、以下の参考書で勉強すると、リスニングのパターンが網羅されているのでより確実性が増します。
実践練習:TOEIC公式問題集
最後はTOEIC運営団体が公式で出版している公式問題集を使って実践練習をします。
リスニングパートでは本番と同一人物のナレーターが読み上げるので、音声に慣れるためにも公式問題集を使うようにして下さい。

まとめると、上記4冊の参考書(英語の基礎が身についていない人は5冊)を使えば1か月で600点は簡単に獲得することが出来ます。
公式問題集以外は、非常にリーズナブルです。
この値段でこのクオリティはあり得ません。
絶対に買って後悔しないので、(少なくとも公式問題集以外の3冊は)今すぐ購入して下さい。
TOEIC600点を獲得するための勉強法
それでは肝心の勉強法です。
次のようなスケジュールで勉強しましょう。
- 正解特急でTOEICの解き方を知る
- リスニング対策を1か月続ける
- 単語を1.5週間で詰め込む
- 文法を1.5週間で詰め込む
- 実践練習&復習を1週間行う
では詳しく見ていきます。
正解特急でTOEICの解き方を知る
まずは正解特急を一気に行ってTOEICの形式や解き方を詰め込みます。
ダラダラやっていても仕方ありません。
休日なら1日、平日なら3日を目安に一気にやり遂げて下さい。

リスニング対策を1か月続ける
TOEIC600点を超過するためには、このリスニング対策がカギを握っています。
リスニングはシャドーイングとディクテーションという勉強法を行えばバカみたいに点数が上がります。
毎日30分〜1時間、シャドーイングとディクテーションを交互に行いましょう。

単語を1.5週間で詰め込む
単語はダラダラと覚えるより一気に覚えた方が効率が良いです。
1.5週間は無我夢中で単語を音読し続けて頭に叩き込みます。
平日は1.5時間、休日5〜6時間、呪われたように単語を唱えて下さい。

1.5週間経過したら、覚えた単語を忘れないように毎日15~30分程度復習しましょう。
1.5週間で文法特急を2週する
続いて文法を勉強します。
こちらは1.5週間で2週して下さい。
平日1.5時間、休日5~6時間行えば2週することは可能です。

問題をただ解くのではなく、解説をしっかり読み込んで、なぜその解答になるのか理解して下さい。
公式問題集を解く
直前1週間前に公式問題集を解いてください。
ここで思ったよりスコアが伸びていなくても全然気にしなくてOKです。
点数よりも、時間配分や疲れ度合いを体験することが重要だからです。
解き終わった後は次のように復習します。
- Part1,2→ディクテーション
- Part3,4→シャドーイング
- Part5,6→解説を読む
- Part7→読んだ文章のみ復習
Part7は時間が無くて読めなかった文章、難しくて読めなかった文章は一切復習しなくてOKです。
読めた文章に絞って以下の内容を解説を見ながら勉強して下さい。
- 分からない単語
- 意味を間違えて理解した文章
- 間違えた回答の理由

以上の勉強スケジュールをまとめると次のようになります。

太い矢印の勉強を中心に行います。
スキマ時間で30分程、薄い矢印の勉強を行うイメージです。

まとめ
TOEICは本気を出せば1か月で600点を超えることは可能です。
というより、人によっては700点くらいまで取得出来ます。
それくらい再現性の高い勉強方法です。
英語の基礎が身についてる人は、勉強することは次の5つです。
- TOEICのテクニック
- リスニング
- TOEICの単語
- TOEICの文法
- 実践練習
数か月かけて取得する人は、この記事で説明している内容を数か月に分けて実践してくれれば大丈夫です。
しっかり勉強して、600点取得できるよう頑張ってください!