こんにちは。コウジ(@yuya596)です。
この記事では第二新卒の転職の流れを解説します。
転職の全体感を掴むことは非常に大切です。
この記事を最後まで読むことで、転職の具体的なアクションを理解し、転職の全体像がハッキリ見えてきます。
転職を始める時期
「転職活動は何月から始めればよいですか?」と聞かれることが多いのですが、いつでも良いです。
転職活動とは、大まかに以下の3つで構成されます。
- 事前準備
- 採用活動
- 退職手続き
事前準備自体はリスクフリーなので、今この瞬間から始めても何の問題もありません。
実際に企業にエントリーするタイミングや、転職企業に合格したタイミングで、慎重に考えればOKです。
開始時期を悩むくらいなら、まずは書類を作成したり、転職エージェントに相談するなど、行動を起こしましょう。
ただし、エージェントはあなたを他の企業に紹介することで売上が上がるので、転職するよう誘導します。
意思に反した方向に流されないように注意して下さい。エージェントの危険性は以下の記事を読んで下さい。
事前準備(2ヶ月)
ここからは具体的な転職のスケジュールについて説明します。
まずは以下の事前準備を行います。
- 自己分析
- 情報収集
- 資格取得
なお、事前準備は2ヶ月と書きましたが、あくまで目安であり、人によって異なるので注意して下さい。
それぞれ1つずつ解説します。
自己分析
まずは自己分析を行います。
就職活動では自己分析が足りなかったため短期離職につながっているので、転職ではこのステップを大切にしましょう。
具体的には次の4つを行って下さい。
■就活を失敗した理由
短期離職は悪いことではありませんが、失敗であることは間違いないです。
失敗した理由を分析し、対策を打たないと転職でも同様の失敗を起こしかねません。
「なぜ」短期離職につながったのか、「どうすれば」同じ失敗を起こさないか、原因と対策を検討しましょう。
■転職の軸
続いて転職する際の軸を決めましょう。
転職の軸とは「この転職によって何を達成したいか・逆に何を妥協しても良いか」のモノサシです。
1度社会人を経験したので、会社に対しての現実を理解しているはずです。
学生の頃のように「全てに満足できる会社」を探すのではなく、現実的な視点で、妥協点を含めて軸を決めましょう。
■現在の仕事内容
現在行っている仕事内容の棚卸をしましょう。
その際は「他の会社でどのように活かせるのか」を中心に考えて下さい。
ただし、第二新卒でキャリアが浅い方は、そこまで深堀出来ないかと思います。
その場合は仕事内容から「自分の強み」を見つけるよう抽象化してみて下さい。
■就活の復習
第二新卒はポテンシャル採用の一環なので、学生時代の経験を聞かれる可能性があります。
そのため就活で整理した「学生時代の経験」「自分の強みや性格」などを再度整理しておきましょう。
情報収集
続いて情報収集を行います。
自己分析が完了したら、続いて自分が行きたい企業や業界を絞ります。
情報収集のやり方をいくつか紹介します。
■YouTubeで確認
現在は転職系のYouTubeチャンネルが充実しているので、色々なチャンネルを探してみましょう。
オススメは以下の3つです。
■転職エージェントや転職サイトに登録する
転職エージェントや転職サイトは効率的に情報収集することが出来ます。
無料で登録できるので、是非使って下さい。オススメのサイトは以下の記事に書いてあります。
ただし、先ほど言ったようにエージェントはあなたを転職させるよう誘導するので、流されないように注意して下さい。
■四季報・業界地図
東洋経済新聞社が出している会社四季報や業界地図は、第二新卒の転職にも有効です。
ただし、四季報や業界地図に載っている会社が第二新卒を受け入れているかは別問題なので、そこだけ注意しておきましょう。
四季報
業界地図
資格取得
第二新卒の場合はキャリアダウンしやすいので、資格取得をオススメしています。
特に職歴が半年未満だと採用が難しいので、職歴を伸ばすついでに資格の勉強をすれば一挙両得です。
ちなみに僕は入社して2ヶ月目で転職を決意し、残り4か月間はTOEICの取得に励みました。
なお、ショボイ資格を取得しても意味がないので、以下のような難関資格を目指して下さい。
- TOEIC800点以上
- 簿記2級
- 基本情報技術者
また、スキルや職歴に自信があるなら資格は不要です。
資格はあくまでも転職するための1つの手段なので、資格が目的にならないように注意して下さい。
採用活動(2ヶ月)
続いて採用活動について説明します。
採用活動は以下の2つです。
- 書類選考
- 面接
それぞれ見ていきましょう。
書類選考
転職する際は以下の3つの書類を用意して下さい。
■履歴書
履歴書は学歴・職歴・資格など肩書を伝える資料です。
基本的に企業毎で使いまわしてOKです。
なお、写真の印象は大切なので、スピード写真ではなく写真館で撮影するようにして下さい。
■職務経歴書
職務経歴書とは、経験した業務の概要や工夫した点を記載する書類です。
キャリア採用の場合は企業毎に内容を変える必要がありますが、第二新卒はそもそも書ける内容が限られているため、必然的に使いまわすことになります。
■会社独自の書類
会社によっては独自のフォーマットの書類提出を求められることがあります。
第二新卒の場合は、学生時代に頑張ったことや自己PR・志望動機などESと似た内容の書類が多かったです。
面接
書類が通過したら、次は面接です。
第二新卒転職の面接は5~10社程度が一般的です。
就活のように大量に面接をすることは無いので、その分練習量が大切です。
自宅での練習は当然の事、知人や先輩に依頼することも大切です。
また、ココナラで以下のような面接対策を購入することも可能です。

高額ですが、自分の人生を左右することなので、活用することをオススメします。
(口コミや評価はを事前に確認しておきましょう。)
退職手続(2ヶ月)
最後に退職の手続きです。
引継ぎを充分に行い、有休を全て消化して円満退社をするには、2か月前には退職する旨を伝えておきましょう。

最悪2週間前に伝えれば法的には問題ありませんが、出来るだけ余裕をもって退職準備を行うことをオススメします。
また、退職から転職までに期間が空くと、保険や税金を自分で納める必要があり非常にめんどくさいです。
有給を上手く活用して、転職前日まで在籍するように調整することをオススメします。
まとめ
第二新卒の転職スケジュールを説明しました。
転職の全体感を知っておくだけでスムーズに転職を行うことが出来ます。
とはいえ、人によって転職に必要な期間は異なるので、あくまでこの記事は参考にとどめて、自分でスケジュールを立てて下さい。
なお、実際に僕が転職活動を行ったスケジュールは以下の記事に書いてあります。