こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
「入社したばっかりだけど、会社を辞めたい」
そう思っている人には、本日の記事を是非読んで頂きたいです。
新卒で入社した会社を11ヶ月で辞め、外資系コンサルティングファームに転職した際の経験談を話します。
実際の経験に基づく記事なので、今悩んでいる方にとって、何かしら参考になることがあると思います。
第二新卒として転職を決意した理由
僕は日系専門商社に入ったのですが、入社2か月目で早速転職を決意していました。
理由は次の3つです。
- 成長出来ない
- 業務外での付き合いが多い
- 尊敬できる先輩がいない
1つずつ説明します。
成長出来ない
この会社にいても成長出来ないと思ったことが一番の理由です。
入社後は次のような仕事をしていました。
- 為替や原油価格をExcelにまとめる
- FAXによる受発注
- 書類の整理
- 先輩が作った契約書の判子を上司に貰う

またハンコ文化やFAXの使用など、恐ろしいほどアナログな会社であったため、将来性が無いと判断しました。
自分のスキルも身につかず、会社としても将来性が望めないので、不安しかありませんでした。
業務外の付き合いが多い
業務外の付き合いが多かったことも苦痛でした。
僕は割と意識高い系だったので、定時後や休日は自己研鑽したかったのですが、以下のようなイベントに邪魔されていました。
- 休日のゴルフ
- 仕事終わりの飲み会
- サークル合宿
飲み会は週2~3回開かれ、早くても終電帰り、運が悪いとタクシー(自腹)です。
毎回付き合っていられるわけもなく、可能な限り断っていました。
ですが、「付き合いに参加しない=悪」という、狂った価値観に会社が支配されていたので、断ったら断ったでストレスが溜まっていました。
尊敬できる先輩がいない
転職の決定打は、尊敬する先輩がほとんどいなかったことです。
「よく3年は我慢しろ」と言われますが、3年目の先輩を見ると、絶対にこの人にはなりたくないと思う人ばかりでした。
そんな会社で3年我慢しても、自分の貴重な時間を無駄にするだけと考え、転職を決意しました。
なお、一応付け加えておくと、労働条件や人間関係は最高でした。
同じ部署の先輩は、仕事上での尊敬は皆無ですが、人としては大好きであり、給料や福利厚生も満足でした。
ただし、僕にとって最も価値を置くことが「成長性」と気づいたので、転職を決意しました。
1社目の会社選びを間違えた理由
ここまで会社をボロクソ言いましたが、この会社を選んだのは僕自身なので、当然責任は自分自身にあります。
1社目の会社選びを間違えた理由は、単純に深く考えずに入社したからです。
「深く考えなかった」理由をもう少し深堀すると、次のようになります。
- 自分を過信していた
- 自己分析を行っていなかった
- 悪い部分は見ないようにしていた
- タスクレベルまで落とし込んで考えていなかった
- 情報収取に消極的だった
1つずつ見ていきましょう。
自分を過信していた
「自分は適応力が高く、どんな会社に行っても問題無い」と過信していました。
そのため、あまり深く考えず入社を決めてしまいました。
自己分析を行っていなかった
自己分析も足りていませんでした。
そもそも「成長」を求めるなら最初からコンサルやベンチャー企業に行けばよかったです。
ですが、当時は「自由な時間や安定も大切にしたい」と思い込んでいたため、日系企業を中心に受けていました。
当時から自己分析を行っていれば、自分が最も重視することは「成長」と気づき、適切な会社に入社できたと思います。
悪い部分は見ないようにしていた
学生の僕は脳内がお花畑だったので、「完璧な会社に入社したい」と思っていました。
それが原因なのか、会社の悪いところは見ないようにしていました。
実際は完璧な会社なんて存在しないので、「良いところ」「悪いところ」を比較し、「良いところが上回れば入社する」という考え方をしなくてはいけませんでした。
タスクレベルまで落とし込んで考えていなかった
自分のタスクまでイメージしていなかったことも問題でした。
会社として行う仕事と、自分が行う仕事を全く別物です。具体例は以下の通りです。

会社としては魅力的で華々しい仕事をしていても、実際に自分が行うタスクは泥臭くつまらない可能性が高いので、あらかじめ覚悟が必要です。
情報収取に消極的だった
僕は人に頼ることが非常に苦手だったので、OBや先輩に話を聞くなどはしませんでした。
ですが、実際の声は何より大切です。
礼儀をわきまえていれば必要以上に申し訳ないと思わなくて良いので、積極的にコネを見つけて話を聞けばよかったです。
外コンに転職した理由
続いて、転職先に外コンを選んだ理由を説明します。
- ドライな職場が良い
- 知的労働がしたい
- 見栄を張りたい
1つずつ見ていきましょう。
ドライな職場が良い
業務外の慣れ合ういがとにかく嫌だったので、ドライな職場を探しました。
ちなみに、今の会社は強制的な飲み会は一切なし・出張の移動やホテルは全て別行動・フラットな上下関係という、まさに理想の環境です。
知的労働がしたい
知的労働がしたかったことも理由の1つです。
「自社商品のルート営業」では仕事内容が決まっており、自分が提供出来る価値が少ないと感じましたました。
コンサル・エンジニア・マーケターなど、「自分の知識やスキルを販売する仕事」の方が、自分にとってのやりがいや成長性が高いと考え、転職しました。
見栄を張りたい
しょうも無い理由ですが、本心なので書いておきます。
「会社を1年も耐えられなかった」と思われるのが悔しかったので、絶対にキャリアアップしようと決めていました。
外コンは見栄をはるのにうってつけなので、少なからず転職の決定打にはなっていました。
転職したメリット
続いて、転職後の話に移ります。
正直、転職したことの後悔は一切無いです。
もちろん転職して嫌な事はありましたが、前職を続けるより100倍マシだと心から思っています。
具て体的には次のメリットがありました。
- 労働条件が良い
- 価値観が広がった
労働条件が良い
給料・仕事内容・人間関係・成長性全てにおいて満足しています。
強いて上げるなら労働時間が長すぎるくらいです(笑)
これは「1社目の会社選びを間違えた理由」で書いた失敗点を反省し、コンサルで働く先輩に繋げてもらうなど、対策を打ったからです。
価値観が広がった
会社を変えたことで価値感が大きく変わりました。具体的には次の通りです。
- 会社に頼らず稼ぐスキルが必要
- 多くの考え方があり正解は無い
転職して2社経験した結果、会社員として一生過ごすことに限界を感じ、副業を始めました。
結果として今は月5~10万円程副収入を得ています。

また、前の会社での正解が、今の会社での不正解でした。
つまり、正解・不正解は、特定の環境の狭い価値観に依存しているので、必要以上に気にする必要は無いと悟りました。
サラリーマンは人生の多くの時間を会社に費やすので、会社に洗脳されがちです。
ですが、一歩外に出ることで非常に柔軟な考え方を身につけることが出来ます。
転職したデメリット
転職したことによるデメリットは一切感じていません。
一般的には「世間からの評判が悪い」「再転職出来ない」など言われますが、それについての個人的見解を書いておきます。
再度転職出来ない
確かに1度短期離職をしていると、再度転職することは非常に難しいです。
ですが、現代は会社に転職しなくても稼ぐことは可能です。
「どうしても別の会社に転職したい」という人以外は、再度転職できなくても問題無いです。自分で稼げば良いだけなので。
世間からの評判が悪い
世間からの評判も、今は一切気にしていません。
先ほど伝えた通り、世の中に絶対的な正解は無いと考えています。
世間の評判というのは、「特定の環境の狭い価値観」であり、環境や時代が変われば評判も変わります。
そんな曖昧で無責任な感情は一切気にならなくなったので、こちらもデメリットではありません。
まとめ
本日は1年で会社を辞めた理由や、転職して思ったメリット・デメリットをお伝えしました。
後悔は一切していないですし、不満を抱きながらダラダラ会社にいるよりは、行動して価値観を広げた方が良いと思っています。
今の時代は、行動さえすれば自分の好きな人生を切り開けます。新しいキャリアが見つかることを応援しています!