こんにちは、ゆうや(@yuya596)です。
- 学生時代に功績を残してない
- サークルもバイトも頑張ってない
- 何を書けばよいか見当もつかない
そんな学生に向けて、ガクチカの作り方から捏造のコツまで解説してきます。

質の高いガクチカを作ればESや面接を通過する確率が格段に上がるので、しっかりと作りこんでいきましょう。
学生時代に頑張ったことが無い大学生が、ガクチカを作れるようになる
Contents
ガクチカの意味を再確認
まずはガクチカの位置づけを再確認しましょう。
ガクチカは、考え方や行動を測るものです。
実績を評価することは目的ではありません。

確かに起業経験がある、アプリを開発して販売した等、非常に輝かしい実績は評価につながります。
しかし、サークル代表やアルバイトリーダー等ショボイ実績は、それ自体が評価につながることは絶対にありません。
それよりも「何のために」「どんなことを意識して」「どうやって課題を解決したか」といった内容を深ぼることが大切です。
このことを理解していれば、ガクチカに書くネタが無くて悩むことは無いはずです。
4年間学生生活を送っていれば、ショボくても何かしら頑張ったことがあるはずなので、それを書けば良いのです。

ガクチカは実績を評価しているのではなく、考え方や行動を見ている。
そのため、ガクチカは成果よりも「なぜ行ったか」「どんな工夫をしたか」「課題はどうやって解決したか」というプロセスの方が大切。
学生時代に頑張ったことが無い人向けのガクチカの作り方
具体的なガクチカの作り方を5つのStepに分けてご紹介します。
これらをどれか一つの手法、もしくは複数の手法を組み合わせることで、誰でもガクチカを作り出すことは可能です!
せっかちな人は取り敢えずStep5を読んでください。
これだけ読めばガクチカを作ることが出来ます。

【Step1】過去の取り組みを紙に書きだす
基本的な事ですが、過去の取り組みを全て紙に書きだしてください。
取り敢えず直近1~2年、余裕があるならもっと昔のことまで振り返ってください。
人間の記憶は適当なので、紙に書きだそうとすると、忘れていた意外な取り組みを思い出すことが出来ます。
書き出している段階で「なぜ行ったか」「どんな工夫をしたか」が明確になるような取り組みがあれば、実績が無くてもそのテーマでガクチカを書いてください。



ちなみにお弁当を毎日作ったガクチカは、後輩の実際のガクチカです。
「何で毎朝お弁当を作ろうと思ったか、どうやってお弁当を作る時間を確保したか、飲み会で帰宅が遅くなったときはどんな工夫をしたか」といった目的や工夫点が明確だったので、大手企業から評価され、内定を獲得していました。
とはいえこの段階では、多くの人はまだガクチカを作れないと思います。
それでも次以降のStepで役立つ可能性があるので、一旦はひたすらに書き出してください。
【Step2】親や友達に自分が頑張っていたことを聞く
続いて親や友人に自分が頑張っていたことを聞いてみましょう。
いわゆる他己評価です。
第三者視点での評価なので、客観性や正確性が高く、自分では気づけないエピソードが見つかる可能性もあります。

【Step3】自分の行動を盛る
Step1,Step2を行っても、イマイチストーリーが作れない人は、ガクチカを盛ってみましょう。
話を盛ることで、目的や工夫した点を伝えやすくなります。


参考として、実際に盛って作った友達のガクチカをいくつかご紹介します。
- 知り合いの高校生数人に勉強を教えていただけなのに、個人塾を設立したと言った。
- 趣味で3ヶ月くらいブログを書いてただけなのに、ブログアフィリエイトで副業してると言った。
- マラソンサークルの幽霊部員のクセに、健康のために毎朝ランニングを4年間続けてると言った。
- 学園祭に参加しただけなのに、売上No.1を獲得したと言った。

最初に伝えたように実績が直接評価されるわけではないので、無理に盛る必要はありません。
ただし、ある程度の実績があると、目的や工夫点が書きやすくなったり、面接官の印象に残りやすくなるので、盛れる範囲で盛ってみましょう。
【Step4】過去の栄光にすがる
盛っても話を作ることが出来ない就活生は、過去の栄光にすがりましょう。
少し話が反れますが、前提としてガクチカは「大学生時代に頑張ったこと」が暗黙の了解です。


そうは言っても、大学生時代に頑張ったことが見つからない人は過去の栄光にすがるしかありません。
そこで、昔頑張ったことを大学生活時代に頑張ったことにしちゃいましょう。
例えば高校時代に部活で毎日筋トレをしてた人は、大学生活で毎日筋トレを行っていたことにしちゃえば良いんです。
しつこいですが、「何のために筋トレを始めたか」「サボらないように工夫したことは何か」といった点の説得力を持たせればガクチカとしては満点です。

【Step5】今から頑張ったことを作る
過去を振り返ってもダメ、盛ってもダメ、過去の栄光にすがってもダメ、そんな就活生でも最後の手段があります。
今からガクチカを作りましょう。


その方法とは、今から一ヶ月間何かを習慣化させ、それを一年間継続したことにしてガクチカを作るのです。


ますは明日から毎朝6時に起きてランニングを一ヶ月続けて下さい。
そしたらそれを一年間続けたことにして、次のようなガクチカを書いてみましょう。
私が学生時代に頑張ったことは、通学前に毎朝30分のランニングを継続したことです。
私は受験勉強の反動で、大学初期は寝坊をしたり、休日にお昼近くまで寝たりと自堕落な生活を送っていました。
しかし、自堕落な生活のせいで学業に身が入らなかったり、今後社会に出た際に仕事で成果を出せないと考え、生活規則を正すために早起きしてジョギングすることを習慣にしました。
最初はサボってしまうことが多かったのですが、継続出来るように2点工夫しました。1点目は….(ここらへんは各自でご検討ください)
その結果、朝のジョギング習慣を現在進行形で一年以上継続することが出来ています。
この習慣により生活規則を改善出来たことは勿論、自分を律する力や継続力が身に着きました。
さらっと書きましたが、こんな感じです。
嘘くさいサークルやアルバイトの話より、このガクチカの方が面接官の心に刺さります。

一か月間だけ頑張って一年頑張ったことにする作戦は、誰でも確実にガクチカを完成させることが出来るのでおススメです。
現在就活真っただ中の人も、就活と並行して一ヶ月頑張れば作成出来ます。
なお、完全にゼロからの捏造はおススメしません。
面接官からの質問に答えられなかったり、嘘くささが滲み出る可能性があり、書類で通過しても面接で落とされる可能性が非常に高いです。

ガクチカを作る際に本当に大切なこと
ここまでガクチカの作り方を説明しました。
何回も言う通り、ガクチカは成果では無くプロセスを重視するものです。
ネタが決まったら、「何のために行ったか」「何を工夫したか」「課題はどうやって解決したか」を深く考えて作成して下さい。
なお、今回はガクチカのネタ作りにフォーカスしたお話になりましたが、併せて絶対に読んで欲しい記事を紹介しておきます。
ガクチカをこれから作る人は、次の記事を読むことで通過率に直結するので、是非読んで欲しいです!
ガクチカに関係なく本当に大切なこと
以上でガクチカの作り方は終了です。
但し、本当に大切な事はガクチカを無理矢理完成させることではなく、市場価値の高い人間になることです。
日本の終身雇用が終わりを迎えつつあることは、みなさんご存知だと思います。
- トヨタが「終身雇用は厳しい」と発言
- 大企業が新卒一括採用を廃止
- ジョブ型雇用を行う会社が増える
これ以外にも色々と終身雇用の崩壊をほのめかす出来事はあります。
今回は応急処置としてガクチカの捏造方法を説明しましたが、本当の意味で最適なキャリアを歩むためには、小手先でガクチカを捏造するのでは無く、自分のスキルを上げることが大切です。
就活が落ち着いたら、資格の取得や副業を行うことを心からおススメします。
まとめ

今回の記事の内容をまとめます。
ガクチカは「結果」ではなく「プロセス」を重視されます。
この事実を念頭に置いたうえで、次の5つのステップでガクチカを作りましょう。
- 過去の行動を紙に書きだす
- 親や友達に頑張っていたことを聞く
- 自分の行動を盛る
- 過去の栄光にすがる
- 今からガクチカを作る
学生時代に頑張ったことが無い人も、この記事で紹介した5つのStepを踏めば確実に作成することが出来ます。
具体的なガクチカの書き方は以下の記事を読んで下さい。
何回応募してもガクチカが通過しない人は、以下の記事を読んで下さい。
それでは引き続き良い就活に向けて頑張りましょう!