こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
サークルの経験からガクチカを作ろうとしている人は、ぜひこの記事を最後まで読んで下さい。
具体的な書き方まで記載しているので、選考通過するガクチカを書けるようになります。
Contents
サークル活動をガクチカに書いて良いの?
サークル活動はガクチカの絶好のネタであり、書き方によっては好感を与えることも可能です。
ただし、ほとんどの就活生がサークルエピソードを話すので、面接官からの印象は薄くなりやすいです。
取り組んだ活動内容や工夫した点で、他の就活生と差別化を図りましょう。
サークルでガクチカを作る2つの方法
サークルでガクチカを書く際は、「運営エピソード・活動エピソード」のいずれかで書くことが出来ます。
- 運営エピソード:
サークルの運営に関わること。イベントの開催や経理作業など - 活動エピソード:
サークルの活動内容。本気で取り組んだ人は活動メインで書く
例えばイベント系などお遊びサークのルでは、運営エピソードを語る必要があります。
逆に、マラソンやハモネプサークルなど真面目なサークルで、何かしらの結果を狙っていた人は、活動エピソードを語る方が面接ウケは良いです。

サークルでガクチカを作る際の注意点
サークルでガクチカを作る際は以下の点を注意して下さい。
- 当たり前のことを書かない
- 嘘くさい解決策を書かない
- 役職に捉われない
1つずつ見ていきましょう。
当たり前のことを書かない
以下のような当たり前のことは書かないようにしましょう。
- サークルの代表として、毎月イベントを開いた
- 経理担当として、イベントごとに会計業務を行った
- 毎日マラソンサークルで練習を行った
代表としてイベントを開催するのは、ある意味当たり前です。
サークルの代表を務めている大学生は大量に存在するので、そんなことでは差別化になりません。
「やる必要はないけど、自分なりに工夫したプラスの取り組み」をアピールするようにしましょう。
嘘くさい解決策を書かない
サークルのガクチカを添削していると、以下のような嘘くさい解決策で溢れています。
- 挨拶を徹底することでメンバーの仲が良くなった
- 飲み会を開いたことで、出席率が向上した
- グループラインで繰り返し声を掛けたことで、会費を完全徴収した
面接官からしたら「本当にそんなしょーもないことで解決するの?」と思います。
恐らく、大半の人はサークルを遊び感覚で取り組んでいたため、大きな困難が無かったのだと思います。
そのような人は、以下の記事を参考にして下さい。
役職に捉われない
サークルのガクチカを書く際に「役職についていないから不安」と言う人や「代表やっていたから余裕」と言う人がいます。
ハッキリ言いますが、サークルレベルの役職なんて面接官は一切気にしていません。
役職に捉われず「何を考えてどのように行動したか」を重視して下さい。
サークルの経験でガクチカを作る際のフレームワーク
それでは実際のガクチカの作り方を解説します。以下のフレームワークに沿って作ってください。
- どんなサークルに入ったか
- なぜそのサークルに入ったのか
- どのような取り組みを行ったか
- なぜその取り組みを行ったか
- どんな実績を残したか
- どんなことを学んだか
「運営面」「活動面」どちらで作る場合も、上記フレームワークでOKです。
1つずつ簡単に見ていきましょう。
どんなサークルに入ったか
単純に入会したサークルを書きましょう。
なぜそのサークルに入ったのか
入会理由を書けばOKです。
内容に関与しないのであれば、サラッと流しましょう。
どのような取り組みを行ったか
工夫した点など、サークル活動での取り組みを書きましょう。
先ほど言ったように、「本来はやる必要はないけど、自分なりに工夫したプラスの取り組み」を書くことを意識して下さい。
なぜその取り組みを行ったか
取り組みを行った理由を考えます。ガクチカでは「課題や困難」に当たる部分です。
どのような実績を残したか
実績があれば記載しましょう。
「大会優勝」「イベントの人数を〇人増やした」など華々しい実績があった方が面接官の目に止まりますが、大した実績でなくてもOKです。
学んだこと
最後に学んだことを書きましょう。
サークルの経験でガクチカを作る際の例文
フレームワークによって整理したエピソードを、実際にガクチカとして落とし込んでみました。
架空のガクチカですが、参考にしてみて下さい。
私が学生時代に頑張ったことは、マラソンサークルのオンラインイベントです。
私は高校時代は陸上の短距離選手でしたが、長距離にも興味があったため、大学入学を期にマラソンサークルに入会しました。
活動内容は週に3回の練習と定期的な大会参加でしたが、2020年のコロナパンデミックにより、活動が困難になってしまいました。
「仲間と一緒に楽しく走る」ことがマラソンサークルの魅力であったため、オフラインでの活動が出来ないと、サークル存続の危機になると考えました。
そこで、チームに分かれて各々ジョギングを行い、1ヶ月当たりの走行距離を競い合うイベントを企画しました。
ジョギングを頑張るほどチームに貢献出来るので、例え1人でも楽しく走ることが出来ました。
また、1か月後には優勝チームの発表とイベント打ち上げをオンラインで行うことで、例え活動出来なくてもメンバー同士の親睦を深めることが出来ました。
この活動をSNSで発信し続けた結果、昨年よりも20人入部希望者が増えました。
この経験で、イベントの企画から完遂までの流れを学びました。
このガクチカでは以下のようなアピールが出来ます。
- 企画・行動力
- 課題解決力
- リーダーシップ
まとめ
本日はサークルでガクチカを作る方法を説明しました。
サークルでの経験は、面接官に適切に伝えれば好印象を与える一方、他の就活生の話に埋もれるリスクもあります。
今回の記事をよく復習して、他の就活生と差別化するようなガクチカを作りましょう!