こんにちは、ゆうや(@yuya596)です。
「二次面接に受かるにはどうすれば良いの!」
そんな就活生に向けて、二次面接が通過できない学生の特徴と、通過する方アクションプランを一緒に説明します。
この記事を最後まで読めば、面接通過率が確実に上がることをお約束します。
一次面接と二次面接の違い

まずは二次面接と一次面接で、重要なポイントの違いを簡単に説明します。
一次面接では、身だしなみや面接マナーなど基本的な事柄を見られることが多いです。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
一方で二次面接では、次のことを見られています。
- 戦力として会社に貢献出来るか
- 志望度は高いか
- 性格や能力が会社とマッチしているか
つまり、二次面接では就活生の能力や志望度、会社との相性が見られているということです。
裏を返せば、自分の強みを的確に表現し、志望度を伝えることが出来れば通過します。
二次面接で落ちる人の4つの特徴

続いて二次面接で落ちる人の特徴を説明します。
話の内容に一貫性が無い
就活では、話に一貫性を持たせることが非常に大切です。

例えばITエンジニアを志望している次の就活生を見て、あなたはどう思いますか?
- 私の強みは行動力です
- 学生時代に頑張ったことは触媒反応の研究です
- 周りからはムードメーカーと言われます
- 私の短所は集中力が無いことです
- 人々の生活が豊かになるシステムを作りたいので、貴社を志望します
- 将来はプロジェクトマネージャーとなり、大きなプロジェクトを成功させたいです
- TOEIC900点です
どうでしょうか。
コイツはどんな人間性で、将来何をやりたいのか全然見えてこないです。
遺憾性が無い部分は次の通りです。
- システムを作りたいのか、プロジェクトをマネージングしたいのか分からない
- 強みとガクチカが結び付かない
- 集中力無い人がプログラマーが難しい
- TOEIC900点を取った意味や活かしどころが分からない
少し大袈裟に書いていますが、実際にこんな活生は多いです。

アクションプラン
それでは一貫性を持たせるためのアクションプランを説明します。
面接において以下の事柄をリンクさせて下さい。
- 自分の強みとガクチカ
- 自分の強みと仕事内容
- 志望理由と将来やりたいコト
- 志望理由と今やっていること

- 私の強みは行動力です
- 学生時代は社会人サークルを立ち上げ、社会人と学生の交流の場を設けました
- 他人からは盛り上げ役と言われます
- 短所は行動が先走って計画性が無いことです
- 自分の行動力を活かし、新しい商流を生み出して社会に価値を与えたいので貴社を志望します
- 将来は事業投資にも関わり、ゼロから価値あるバリューチェーンを作りたいです
- 現在は簿記2級の資格取得に向けて勉強しています
この学生は「行動力」という強みを活かしたガクチカや志望動機を言えてます。
また、「将来事業投資を行いたい」といった話の内容と、簿記の勉強が結び付くため、話に一貫性があります。
100%一貫性を持たせることは難しくても、ある程度自分の中で考えをまとめるようにしましょう。
TAKERの精神
TAKERの精神の就活生も選考で落ちます。
念のため、TAKERについて説明します。
GIVER:相手のために何かを与える人
TAKER:自分のために相手から何かを貰おうとする人
アダムグラント著「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 」より抜粋
成功者はGIVERが多いとか、TAKERとは距離を置けとか、自己啓発が好きな人は聞いたことあると思います。
要するに、「TAKERはダメだよ」ってことです。
しかし、就活生の9割以上はTAKERの思考回路です。
まずは自分の志望動機を振り返ってください。
次のような志望動機を書いていませんか?
- 貴社の○○といった仕事に興味がある
- 貴社で成長したい
- 貴社の○○を通して人々を豊かにしたい
もしどれかに当てはまっている場合、あなたはTAKERです。
これらは全て会社から与えられる前提の内容だからです。
一方でGIVERの志望動機は「私の強みを活かして○○で貢献出来る」等といった、自分が与えることを中心に作成されています。
アクションプラン
それではTAKERにならないアクションプランを説明します。
TAKERにならないように意識する。これでOKです。

色々言いましたが、日本の新卒採用はポテンシャル採用なので、現段階で実際に何か貢献出来る能力がないことは当然なんです。
だから、具体的に貢献出来ることを話すことは難しいし、志望動機にTAKERの考え方が入ってしまうことはある種当然です。
何だよって話ですねすみません(笑)
ただし、TAKERにならないように意識するだけで、若干言葉が変わってくるはずです。
「貴社で成長したい」ではなく「貴社で成長し、その知識を活かして貴社の利益と世の中の貢献につながるような事業を立ち上げたい」とか。
漠然かつ抽象的ですが、そんなもんで大丈夫なので、意識だけしておきましょう。
志望度が低そう
志望度が低いと思われると、当然落ちます。
人事は内定辞退されることが非常に嫌なので、志望度に関してかなり敏感です。


以下のよくある志望動機は、志望度が低いと判断されます。
- グローバルに働きたい
- 人々の生活を豊かにしたい
- 成長したい
- 同業他社でも通じる内容

アクションプラン
アクションプランは、志望度を高く見せる志望動機を作成することです。
志望度を高く見せるためのコツをご紹介します。
- 会社独自の製品やサービスを調べる
- その会社でしか得られない経験を話す
- “社員の人柄”や”社風”を引き合いに出す
- 自分の過去の経験と結びつける


端的に話せていない
最後に、聞かれたことに端的に回答できない人も、二次面接で落ちる傾向があります。
例えば1分で自己紹介をするよう言われたのに、なぜかガクチカの内容を5分話す人がいます。
恐らく自分のアピールしたいことが先走ってしまっているのですが、落ち着きましょう。
学生時代に頑張ったことは面接官がしっかりと聞いてくれるので、先走らなくてOKです。
自己紹介してって言われたら、次のように簡単に行えばOKです。
「○○大学の△△と申します。経済学を専攻しております。学生時代にはテニス部の活動に力を入れており、大学3年時には部長として部員の出席率を改善させました。本日はどうぞ宜しくお願い致します。」

大切な事は、会話を通じて自分をアピールすることです。
自己アピールをダラダラ一方的に話すと、面接官が本当に聞きたい質問が出来ずに落とされます。
アクションプラン
アクションプランは、全ての回答を15~30秒で話すように心掛けましょう。
面接対策本だと2分以内とか書いてありますが、長すぎます。
基本は30秒以内で話しましょう。

もちろん全ての質問に対して30秒で答えることは難しいので、長く回答することがあっても問題ありません。
ですが意識は15~30秒で話すことを心掛けて下さい。
そうすれば、余計な事は話さず、聞かれたことに端的に回答出来るようになります。
まとめ

本日は二次面接を通過するための方法について説明しました。
内容を確認しましょう。
二次面接を通過するには次の4つのポイントが大切です。
- 話に一貫性を持たせる
- GIVERの精神で望む
- 志望度を高く見せる
- 端的に話す
これらをしっかり意識していれば、相性が悪い企業以外は確実に通過します。
就活無双している人は、化け物みたいなハイスペックな人か、今回の内容をしっかり行ってる人のどちらかです。
みなさんも是非就活無双して下さい!