こんにちは。コウジ(@koji596)です。
この記事では自分の商品を設計する方法を解説します。
意外かもしれませんが、今の時代は簡単に自分の商品を作ることが出来ます。
最後まで読めば、売れる商品の作り方が分かります。

Contents
「自分の商品を作る」とは
「自分の商品を作る」と言われてもピンと来ない人が多いと思います。
ですが、多くの人は既に自分の商品を販売しています。
皆さんに「商品販売」の視点を変えてもらうため、抽象的な話を交えて説明します。
お金を稼ぐ方法
お金を稼ぐ方法って何がありますか?
多くの人は「働く」と答えると思いますが、これは本質的ではありません。
お金を稼ぐ唯一の方法は価値提供です。
「働く」ということは、自分の”労働力”という価値を会社に提供しているだけであり、価値提供の1つに過ぎません。
提供できる価値は、以下の画像のように様々です。

この提供できる価値が自分の商品です。
つまり、会社員やバイトは「労働力」という商品を販売してると言い換えられます。
ちなみに、少し細かい話ですが、「スキル」と「労働力」は異なります。
スキルの提供は「Webサイトを20万円で作る」「1万円で記事を執筆する」など、成果報酬です。
一方で、労働力の提供はコンビニバイトの「時給1,200円」のように、自分の時間の切り売りです。
労働力の提供をする場合、優秀だろうが無能だろうが同じ金額が支払われます。
会社員も労働力提供なので、優秀な会社員は労働提供以外のことを行った方が稼げます。
具体的な自分の商品の例
“提供できる価値”が自分の商品と言われてもピンとこない人のために、もう少し具体的に掘り下げます。
以下のようなものが自分の商品の具体例です。
- 恋愛コンサルティング
- 有料note
- オンラインサロン
- OEM化粧品
- ハンドメイド商品
- 写真撮影
- ライティングスキル
「自分の商品」と聞くと怪しい・難しいと考えがちですが、具体的に落とし込んでみるとそんなことはありませんね。
また、完璧なスキルを持っていなくても、自分のスキルを販売してOKです。
なぜなら、雲の上の人からのアドバイスより、自分より1歩先にいる身近な人からのアドバイスの方が価値が大きいからです。
例えば高校時代の部活では、オリンピック選手よりも部活の先輩からのアドバイスの方が有益な事が多いですよね。それと同じです。
完璧なスキルを身につけていなくても、誰かしらにとって役に立つのであれば、それは商品として販売出来ます。
具体的な商品設計方法
商品を設計する際の具体的な手順は以下の通りです。
- 顧客と市場の選定
- 商品設計
- コンセプト設計
- ブランディング
それぞれ見ていきましょう。
顧客と市場の選定
STP分析によって、顧客と市場を決定します。
STP分析とは以下の画像のように、「市場の細分化・市場の選定・ポジションの決定」を行います。

それぞれ簡単に説明します。
■市場の細分化
ターゲットとする市場を検討するため、市場を細分化します。
細分化する際の切り口は「年齢や性別」などの人の特徴や、「都道府県や気候」などの地理的要因など、色々な切り口があります。
■市場の選定
細分化した市場の中から、自分が戦う市場を決めます。
個人で商品を販売する際は、狭い市場に絞りましょう。
■差別化の決定
競合との差別化ポイントを決定します。
「価格」「品質」などの分析軸を定めて競合を分析し、競合に無い強みを作ります。

商品設計
4P分析を活用して商品を設計します。
4P分析とは次の単語の頭文字を取ったものです。
- Product(製品)
- Price(価格)
- Place(販売場所)
- Promotion(販売促進)
この4つのPに沿って商品を設計すれば、抜け漏れなく検討出来るとされています。
例えばライザップを4P分析してみると、次のようになります。

コンセプト設計
現在は商品が多すぎるため、商品設計だけではまだ顧客に選ばれません。
そのため商品の「コンセプト」を設計して、あなたの商品を購入したことによる明るい未来を、明確にイメージさせることが大切です。
以下の「SUCCEs」と呼ばれるポイントを意識してコンセプトを作りましょう。
- 単純性(Simple):単純明快
- 意外性(Unexpected):意外性
- 具体性(Concrete):具体的
- 信頼性(Credible):信頼性
- 感情性(Emotional):感情
- 物語性(Story):物語
例えば先ほどのライザップは「絶対に痩せる」というシンプルかつ具体的なコンセプトを持っています。
ブランディング
ブランドとは消費者が持つ「商品のイメージ」です。
ライザップのブランドは「高いけど絶対に痩せる」ですよね。
ブランディングとは、この「ブランド」を印象付けることです。
言い換えると、先ほど作った商品コンセプトを消費者に印象付けすることです。
ブランディングを行うことで、商品の信頼感・価格の納得感などを感じて貰うことが出来ます。
具体的なブランディングの方法は、「価値の決定」「認知方法の決定」「ブランドの拡散」という3ステップで行います。
■価値の決定
あなたの商品を使用することのメリットを決定します。
基本的にはコンセプトと同じものでOKです。
■認知方法の決定
ブランドを認知させる方法を考えます。
例えば「ロゴ」「音楽」「名称」「形」など色々あります。
例えばライザップは「音楽」「ロゴ」などでのイメージ付けに成功しています。
■ブランドの拡散
最後にブランドを拡散させます。
TwitterやYouTubeでの発信・ブログ発信など色々な拡散手段があります。
拡散する際は以下のポイントを押さえておきましょう。
- 商品を利用するメリットを伝える
- 発信頻度を高めて接触回数を増やす
- 発信内容に一貫性を持たせる
まとめ
本日は商品を設計する方法を解説しました。
今の時代は誰でも自分の商品を持つことが出来ます。
この記事を参考に、売れる商品を設計しましょう!
商品の販売方法は以下の記事に書いてあります。