こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
ビジネスマンは必ず「ロジカル・シンキング」を読んで下さい。
論理的に物事を伝えるためのスキルが詰まっています。
本日は、照屋 華子さん/岡田 恵子さん共著の「ロジカル・シンキング」について、読むメリットや感想を紹介します。
ロジカル・シンキングを読むべき人
以下のような人はこの書籍を読んでみて下さい。
- ”何が言いたいのか分からない”とよく言われる
- 意見の整理することに時間がかかる
- プレゼンを行っても意図が伝わらない
この書籍は、自分の考えを分かりやすく相手に伝えるためのテクニックが詰まっています。

この本を読むことで、説得力のある意見を述べ、簡潔かつ迅速に自分の意見をまとめることが出来るようになります。
”相手に伝える”とは
本書では、相手に伝えるメッセージは以下の3つが大切と示されています。
- 課題が明快である
- 課題を満たす答えがある
- 相手に期待する反応が明らかである
ロジカル・シンキング Best solutionより引用
この3つのスキルを学べるだけでも、この本を読む価値はあります。
「相手に何かを伝える」ことの根本を説明しているため、多くの人にとって新しい考え方が身に着くと思います。
説得力の無い伝え方をする理由と対策
本書では、説得力が無い人に共通する事項とその対処法も説明されています。
ここでは2つ簡単に紹介します。
話の重複・漏れ・ずれがある
話の内容に重複がある人や、説明に抜け漏れがある人の話では、情報を整理できていないことが相手に伝わり、話の信憑性が大きく下がります。
また、「リンゴの話をしていたら大根の話になっていた」というように、話の趣旨がずれてしまう人も、結局何を言いたいのか伝わりません。
対策としてMECEに考えることが紹介されています。
MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhasstive」の頭文字を取ったもので、「抜け漏れなく重複も無く捉える事」を指しています。
論理的に物事を伝えるためには必須に考え方です。
MECEに考える方法や練習問題などは書籍に載っているので、解いてみてください。
話の飛び
もう1つは「話の飛び」です。
例えば「A,B,Cです。そこでXとなります。」と言われた際に、A,B,CとXの論理展開が結びつかない場合、聞き手は理解を拒絶します。
この論理の飛躍は多くの人がやりがちです。
仕事が出来ない人は深く考えず「すなわち」を多用しますが、多くの場合は話が飛んでいるので、どんな論理展開で結論にたどり着いたのかこちらは理解出来ません。
対策は「So What?」「Why So?」によって事象を確認しましょう。
端的に言うと、「だから何?」「なんでそうなるの?」を自問自答して、話の飛びを無くす方法です。
こちらも書籍に練習や詳しい解説が載っています。
書籍を読んだ感想
この本を読んで感じた一番のメリットは、会議の議題がズレなくなったことです。
普段から「課題・答えの明確化」を意識しているので、議論が無駄に長引かず、必要なアイディアを効率よく入手できます。
結果として仕事の早さに繋がりますし、上司からの評価も高くなりました。
「分かりやすく伝える」というスキルは、ビジネスマンの土台となる必須スキルなので、絶対に習得しておきましょう。