こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
本日は基本情報技術者の勉強法を解説します。
僕はプログラミング経験皆無・IT知識ゼロの状態から、2ヶ月でマスターしました。
実際にはコロナの関係で受験は出来なかったのですが、過去問や会社独自の模試は全て9割以上を獲得しています!
この記事を読めば効率よく最短で資格を取得できる方法が分かります。
基本情報技術者試験とは
基本情報技術者とは、情報処理に必要な知識などを証明するための国家資格です。
IT知識以外に、経営やマネジメントに関する問いも出題されます。
「基本」と名のつくことから簡単な資格だと思い込んでいる人も多いのですが、ITに携わったことが無い人にとっては非常に難しい資格です。

基本情報技術者試験の構成は次のようになっています。
- 午前問題:9:30~12:00
- 午後問題:13:00~15:30
午前/午後両方で100点中6割を取得すれば合格です。
逆に言うと、午前問題で100点満点でも午後問題が59点だと不合格になるので要注意です。
それぞれどんな問題が出るか簡単に説明します。
午前問題
午前問題は、4択問題が80題出題されます。構成は以下の通りです。
- テクノロジ系:50問
- マネジメント系:10問
- ストラテジ系:20問
配点に差は無いため、合格するには48問正解する必要があります。
午後問題
午後問題は若干複雑になっています。以下の表で確認して下さい。

第1問・6問は回答必須、その他は選択となっています。
全ての分野を勉強することは難しいので、良く出題される範囲で目星をつけて、勉強を絞り込むことをオススメします。
基本情報技術者試験の勉強方法
それでは具体的な勉強方法についてご説明します。
午前・午後それぞれ解説します。
午前問題
午前問題の勉強法は、知識のインプットと過去問練習です。
まずは、基本情報技術者試験に特化した以下の参考書を2週読んで下さい。
参考書を2周する時は、短期間で行い、分からない部分はどんどん飛ばしてOKです。
IT初心者だと分からない内容が出てくると思うのですが、全てを理解しようとすると膨大な時間がかかります。
分からない内容は、過去問を解きながら理解した方が効率良いので、短期間でインプットを終わらせましょう。
目安は3週間くらいです。大変だと思いますが、短期間で資格を取得するにはこのペースで進める必要があります。
インプットが終わったら即過去問に移ってください。
午前問題は4択問題なのですが、多くは過去問が使い回されています。
2週間で3年分の過去問を2週してください。
その際過去問で分からなかった部分は、参考書に都度都度戻って確認して、理解を深めて下さい。
この方法で勉強すれば、7~8割は安定して取得できるようになります。
午後問題
続いて午後問題の勉強法を説明します。
午後問題の大問1~5は午前試験の範囲と被っており、対策をすればそこまで難しくはありません。
問題は大問6以降です。
アルゴリズムとソフトウェア開発の問題は初心者にとって非常に難しく、基本情報技術者試験の受験者を泣かせる一番の鬼門です。
そんな2つの難問ですが、配点が50点もあるため、全問不正解だと基本情報技術者試験に合格できないのです。
そのため午後試験は戦略的に勉強していく必要があります。
まずは大問1~5の勉強方法を解説します。
これは先ほど言った通り午前問題と内容が被っているので、過去問で勉強すればOKです。
とはいえ、僕は不安だったので、以下の書籍で勉強しました。
効率的に午後問題を対策出来ます。
書籍を使うか過去問で対策するかは、好みでOKです。
続いて大問6のアルゴリズムの勉強法を解説します。
先ほど言った通り一番の鬼門であり、いきなり過去問に取り掛かっても絶対に解けません。
まずは参考書での対策が必要です。以下の本で勉強しましょう。
最後に大問7~11の勉強法です。ここも、選択する問題を決めて勉強して下さい。
こだわりが無ければ、Excelとほとんど同様の「表計算ソフト」がオススメです。
人によっては過去問で勉強しても良いですが、歯が立たない場合は以下の書籍で勉強して下さい。

午後問題は約3週間で対策します。
ただし、この間に午前問題にも触れておかないと忘れてしまうので、定期的に復習するようにして下さい。
まとめ
本日は基本情報技術者試験の勉強方法を説明しました。
見てわかる通りかなりハードスケジュールです。2ヶ月で取得するのは中々大変なので、余裕がある人は3ヶ月~半年を見ておきましょう。
難しいですが、IT業界に入るために必要な知識が詰め込まれているので、非常に価値のある国家資格です。
是非取得できるよう頑張って下さい!