こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
就活生の皆さん、逆質問に悩んでいませんか?
任せて下さい。
誰でも使える逆質問と、逆質問を行う際の注意点を説明します。

Contents
聞いてはいけない逆質問
まじは絶対に聞いてはいけない質問を説明します。
NGな逆質問は以下の通りです。割と盲点が多いので注意して下さい。
- 調べればわかる質問
- やる気が無いと思われる質問
- 自分の事にフォーカスした質問
- 面接官に回答を丸投げする質問
- 意図が分からない質問
- あからさまな自己アピールを絡める質問
1つずつ説明していきます。

調べればわかる質問
質問例:御社の強みはなんですか?
言うまでも無いですが、強みや売上高などHPを見て分かる情報は、質問してはいけません。
「なんの準備もしてこなかったんだな」と思われます。
やる気が無いと思われる質問
質問例:給料や福利厚生はどうですか?
就活生にとってめちゃくちゃ重要なのですが、日本企業はこれを聞く就活生に良い印象を持ちません。
内定のために聞かないようにしましょう。
自分の事にフォーカスした質問
質問例:○○を学べる機会はありますか?
企業はあなたを学ばせるために採用するのではなく、自社の利益のために採用するのです。
面接官からすると「自分の立場分かってるのか?」と思うので、この質問もNGです。
面接官に回答を丸投げする質問
質問例:仕事でのやりがいを教えて下さい
質問が抽象的で、どんな回答をすれば良いか難しいです。回答を面接官に任せすぎです。
例えば「御社は風通しが良いと説明会で伺いましたが、実際に○○様の考えが採用された話はありますか?またそういった風通しの良さはやりがいにつながりますか?」
のように、もう少し具体的なテーマで、回答しやすい質問にしましょう。
意図が分からない質問
質問例:○○事業部の売上が伸びていますが、理由は何ですか?
なぜこの質問をするのでしょうか?○○事業部の売上が本当に気になりますかね?
恐らく「業績を調べました」アピールをするための質問で、意図はないと思います。
質問の意図が分からないと面接官も回答が難しいですし、コミュニケーションも取りづらい人と判断されます。
あからさまな自己アピールを絡める質問
質問例:学生時代に○○を頑張ってきましたが、この経験は御社でも活かせますか?
「逆質問は自己アピールの場所」というアドバイスをはき違えた就活生にありがちな質問です。
あくまで「質問」を通して自己アピールをするのが正解であり、自己アピールを行いたい気持ちを先走らせてはいけません。
人間は自己顕示欲が強い人に対して負の感情を持つので、過度な自己アピールは、面接官からネガティブな印象を持たれます。
具体的なスキルに関して聞きたい場合、この質問はOKです。
例えば「大学ではPHPでアプリ開発をしていたが、御社はRubyを用いると聞きました。学生時代に身につけた言語以外で仕事をしている方は多いですか?またその時の経験は活かせますか?」などはOKです。
※PHP、Rubyとはプログラミング言語のことです。
好印象を与える質問の方法
続いて好印象を与える質問について解説します。
質問の内容も大切ですが、それ以上にどのように質問するかが非常に重要です。
以下のポイントを意識して質問して下さい。
- 質問の意図を伝える
- 自分の状況を伝える
- 入社して企業に貢献する前提で質問をする
- 本当に聞きたいことを質問する
1つずつ見ていきましょう。
質問の意図を伝える
「なぜ自分はこの質問をするのか」「この質問で自分のどんな悩みを解決したいのか」
これを明確にしてあげると、面接官は質問に答えやすいです。
また、これを意識出来る学生はコミュニケーション能力や思考の言語化能力が高いので、さり気ないアピールにもつながります。
自分の状況も伝える
仕事をする上でも必要なので覚えておいて欲しいのですが、質問する際は必ず自分の理解度を一緒に述べる必要があります。
例えば化学を教える際に、文系高校生に教える場合と化学系大学院生に教える場合では、教える内容の深さや方法は当然は異なります。
それと同じで、どんな質問でも、相手の状況や理解度によって質問の回答が異なります。
そのため、質問する際は自分の知識をセットで伝えなくてはいけません。

入社前提で質問する
入社前提での質問は志望度の高さをアピール出来ます。
また、入社後のイメージを具体的に質問すれば、企業の理解度や視野の広さもアピール出来ます。

本当に聞きたいことを聞く
面接官も人間ですので、形式的な質問より、本当に興味があることを聞かれた方が、答える時も気持ちよくなります。
最終的には感情になってしまいましたが、本当に聞きたいことを考えること一番です。
オススメの逆質問
最後にいつでも使える万能な逆質問を3つ紹介します。
どれを選んでもさり気なく面接官の評価があがるので、おススメです。
現在○○と△△の勉強に取り組んでおります。ご縁がある前提の質問になってしまうのですが、御社の仕事で活かすにはどちらが良いと思いますか?また別途学んでおくことがあれば教えて頂きたいです。
【ポイント】
現在勉強に取り組んでいることや志望度の高さをアピール出来ます。
また、面接官に回答を丸投げせず、自分の状況を共有しているのも良いですね。
御社の中期経営計画で○○の取り組みに力を入れているとありました。△△様の業務において、この取り組みによる変化はありましたでしょうか?また御社にご縁があった場合、新入社員の仕事にも影響が出てくるのでしょうか?
【ポイント】
中期経営計画を読んだアピールを出来る点や、入社後を見据えた質問をしている点が良いです。
外から得られる情報から判断すると、同業他社と比べて御社の強みは○○で弱みは△△だと考えています。実際に中から働いている方の意見として、認識は合っていますか?異なる点があれば教えて頂きたいです。
【ポイント】
自分で会社を調べた上での質問である点が好印象です。強みと弱みが間違っていても、「外から得られる情報内の判断」とクッションを入れているので、問題ないです。
また、2次面接や最終面接で使える情報なので、本当に興味がある質問ですよね。
抽象的な質問になってしまい恐縮ですが、御社で働いていて、幸せやを感じる場面を教えて下さい。
【ポイント】
これはいつでも使える万能な質問ではありませんが、自分語りが好きそうな面接官と相性が良いです。
特に最終面接で役員が出てきたらチャンスです。偉い人は自分を語ることが大好きです。
相手の話に興味があるように食い気味に話を聞き、話の中から質問をして、さらに自分語りを展開させてあげると気に入られます。
まとめ
逆質問は自分をアピールする場所ですが、適切な質問をしないと評価は下がります。
ネットに転がってるテンプレ質問をするのではなく、好印象を与える質問方法を意識しながら、質の高い逆質問を行って下さい!