こんにちは。ゆうや(@yuya596)です。
「どんなに対策しても時間内にTOEICが解き終わらない」
多くのTOEIC受験者がぶち当たる問題ですね。
今回はそんな人に向けた対策を説明します。最後まで読めば、スコアアップにつながります。
Contents
TOEICが解き終わらない人の勘違い
実はTOEICは900点くらいまでなら、全て解き終わらなくても取得できます。

TOEICを解き終わらすに悩んでいる人は、次の2点を意識して下さい。
- 全ての問題を解く必要は無い
- 解き終わらない問題が多少あっても仕方ない
TOEICは上級者でも読み終わらない分量です。また上級者でも解けない難問もいくつか混ざっています。
そのため、全ての問題を完璧に解く必要は無いのです。
大切な事は、問題を取捨選択して、効率良く問題を解いていくことです。
TOEICが時間内で解き終わらない理由
先ほど「全ての問題を完璧に解く必要は無い」と説明しましたが、とはいえある程度は解き終わるようになっていないと、ハイスコアは狙えません。
ここでは、TOEICが解き終わらない理由を解説します。
- 文法問題の対策が甘い
- 時間配分が出来ていない
- 捨て問題を見極めていない
1つずつ見ていきましょう。
文法問題の対策が甘い
時間内に解き終わらない理由として、文法問題の対策が甘いことが挙げられます。
文法問題は訓練すれば、正確かつ高速に回答できます。
パート5・6に合計20分以上使ってる人は要注意です。
時間配分が出来ていない
TOEICは時間配分を意識するかどうかで、スコアが100点以上変動します。
TOEICにおいて、それほど時間配分は重要です。時間内に解き終わらない人は、時間配分を意識出来ていない可能性があります。
捨て問題を見極めていない
TOEICは上級者も間違える難問や、回答に時間がかかる問題が度々出題されます。
そんなのに一々構っていたら時間がいくらあっても足りません。時間内に解き終わらない人は、捨て問題を見極められていない可能性もあります。
時間が足りない人の対策
続いて対策を説明します。先ほど紹介した原因に対しての打ち手策です。
- 文法対策(特に語彙対策)を行う
- 普段から時間配分を意識する
- リーディングの問題パターンを理解する
1つずつ見ていきましょう。
文法対策(特に語彙対策)を行う
文法はリーディングに比べて短期間で安定的にスコアアップが望めます。
特に「語彙対策」は勉強対効果が非常に高く、パート7の読解問題のスコアにもつながります。
詳しくは以下の記事で説明しているので、読んでみて下さい。
普段から時間配分を意識する
TOEICは問題集や模試を解く際に必ず時間を意識して下さい。
特に、模試はタイムマネジメントを訓練する良い機会なので、必ず活用して下さい。

- パート5:10分
- パート6:10分
- パート7(シングルパッセージ):25分
- パート7(ダブルパッセージ):10分
- パート7(トリプルパッセージ):20分
あくまで参考なので、得意不得意や目標スコアによって柔軟に設定して下さい!
リーディングの問題パターンを理解する
リーディングには問題の出題パターンが決まっており、パターンによって難易度が異なります。
例えば「本文に当てはまらない選択肢を選ぶ」という「NOT問題」が数問出題されます。
この問題は選択肢と文章を全て精査する必要があり、情報も本文全体に散らばっているため、回答に時間がかかります。
このような問題は飛ばして大丈夫です。NOT問題を捨てても、800点以上は余裕で取れます。
このように、各問題パターンと解き方を事前に把握しておくと、パート7のスコアアップにつながります。
問題パターンを理解していない人は、以下の書籍で全体的に勉強することをオススメします。
時間が足りない人向けの豆知識
最後に、時間内に解き終わらない人が知っておくべき知識を2つ紹介します。
DP/TPの方がスコアが取りやすい
パート7は1つの文章から構成されるシングルパッセージ(SP)、2つの文章から構成されるダブルパッセージ(DP)、3つの文章から構成されるトリプルパッセージ(TP)の3種類で出題されます。
問題数は以下の通りです。
- SP:29題(10文章)
- DP:10題(2文章)
- TP:15題(3文章)
DPやTPは文章量が多く、苦手意識を持つ人が結構いるのですが、実はオーソドックスで易しめの問題を出すことが多いです。
解き方もパターン化されているので、慣れると「この文は回答の鍵になるな」と予想出来るくらいです。
逆に言うと、クセの強い難問はSPで出現しやすいです。SPで分からない問題はさっさと飛ばして、DP/TPに行くようにしましょう。
最後の問題は回答がばらつく
パート7のラスト10問は回答の選択肢が均一にばらつきます。
というのも、ラスト10問は時間が無くなり適当にマークを塗りつぶす人が多いのですが、その際ランダムに塗る人もいれば、1つのマークに塗る人もいます。
このとき、全ての人が平等なスコアになるように、ラスト10問は選択肢をバラバラに設定します。
極端な話、ラスト10問の回答を全て「A」にすると、偶然全ての問題を「A」に塗りつぶした人の点数が跳ね上がってしまい、公平性が保たれないからです。

つまり1問でも回答が分かれば、残りの問題はそれ以外の回答になる確率が高いため、偶然正解する可能性が高まります。
最後までスコアアップのチャンスがあるので、残り1分を切っても諦めないでください。

まとめ
本日はTOEICが時間内に解き終わらない人向けに、その対策を解説しました。
ハイスコアを狙うには、必ずしも全ての問題を解き終わる必要はありません。
適切に問題を取捨選択して、時間配分を意識すれば、900点くらいまでなら到達します。
戦略をしっり持って取り組んでいきましょう!